[Vol.80]動画を見せるには?

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ホームページで情報をよりリアルに伝えるために「動画で見せたい!」というニーズがあります。本節では、動画を公開するためのノウハウについて紹介します。

ダウンロード再生とストリーミング

ホームページ上で動画を公開する場合、通常は動画ファイルをダウンロードしてすべてのデータ受信が完了してから再生しますが、再生時間の長いファイルは容量も大きく、ダウンロード完了までに時間がかかります。「ストリーミング」はデータをダウンロードしながら同時に再生することができるため、大容量の動画配信を行う場合に向いています。
また、ダウンロード再生の場合はユーザーのパソコン内にダウンロードしたデータファイルが複製されてしまうのに対し、ストリーミングはファイルを複製されにくいという特徴があります。
ストリーミング配信を行うには、ストリーミングサーバーが必要になります。ストリーミングサーバーはレンタルで借りることができますが、通常はサーバー容量に応じた料金体系になっていることが多く、長時間の動画を公開する場合には、それ相応の費用がかかってきます。

動画共有サイト

ストリーミングサーバーをレンタルするほかに、動画共有サイトを利用する方法もあります。
動画共有サイトではYouTubeやニコニコ動画などが有名ですが、これらのサービスを利用すると無料でストリーミング配信を行うことができます。自社サイトに動画コンテンツとして埋め込んで再生させることもできるので、動画を手軽にストリーミング配信させたい場合には選択肢の1つとして検討してみるとよいでしょう。
ただし手軽に利用できる分、いろいろと制約事項もあります。例えば、自社ホームページに組み込む場合にも各サービスのロゴが入ってしまう点や、ファイル容量や再生時間の制限などもあります。
商用サイトでの利用を考えている場合には、これらの制約事項も考慮した上で検討する必要があります。また、YouTubeなどで組み込んだ動画は自社サイトで再生させる以外にも、YouTube自体の動画共有コンテンツとして誰でも閲覧できてしまいますので、注意が必要です。

YouTubeにアップした動画をブログサイトに組み込んだ例

YouTubeは特定の人に限定した閲覧制限もできますが、閲覧制限された動画はYouTubeのアカウントを持っていてログインしないと見られないため、自社の商用サイトでの利用には適しません。

動画ファイルの圧縮とデータ形式

通常、動画をホームページ上で公開しようとする場合、「エンコード(encode)」というデータ変換処理を行い、動画データを圧縮して軽くします。エンコードした後のデータ形式はよく利用される形式だけでも数種類あり、データ形式によって再生できるプレーヤーも異なりますので、利用形態を考えた上でエンコード方式も検討する必要があります。

データ形式 拡張子 主なプレーヤー
Flash Video .flv Flash Player(アドビシステムズ)
Windows Media Video .wmv Windows Media Player(マイクロソフト)
Audio Video Interleave .avi Windows Media Player(マイクロソフト)
MPEG-4 .mp4 QuickTime Player(アップル)
QuickTime .mov QuickTime Player(アップル)

※動画再生フリーソフト「GOM PLAYER」(http://www.gomplayer.jp/)などを使うと、上記をはじめさまざまなファイル形式の動画をホームページ上で再生できます。