[Vol.79]初めてのWebシステム

[Vol.79]初めてのWebシステムのメイン画像

ホームページでは単に固定的な静的ページを見せるだけでなく、プログラムやデータベースなどでその都度データ処理を行い、その処理結果を動的に表示させる「Webシステム」があります。本節では、より高度で機能的な技術であるWebシステムについて解説していきます。

静的ページと動的ページ

静的ページ:あらかじめ作られた内容を固定的に表示するページ

一般的な企業サイトの会社概要ページなどは、静的ページで作られていることがほとんどです。

動的ページ:プログラムやデータベースなどで処理した結果に応じて、その都度表示するページ

googleやYahoo! JAPANの検索ページは、ユーザーが入力したキーワードに応じてデータベースを検索した結果を、その都度表示する動的ページです。

Webシステムの例

Webシステムはプログラミング言語やデータベースなどを使って構築しますが、 ホームページをより機能的に表現できるため、販売サイトや商品検索ページなどさまざまな用途で使われています。ここでは、よく見かけるWebシステムの例を挙げます。

ショッピングバスケットシステム(注文機能)
商品検索システム
アンケートフォーム、アンケートシステム(アンケート結果とデータベースを連動)
不動産物件情報管理システム
会員登録システム

 そのほかに、よくある「お問い合わせフォーム」などもWebシステムの1つと言ってよいでしょう。
 また、ブログやmixi(ミクシィ)などのSNS、クチコミサイトなどもWebシステムで構築されています。

CMS

ホームページを更新する際に管理ページにログインし、そこから簡単に更新できる仕組みをCMS*といいます。
*CMS コンテンツ・マネージメント・システム(Content Management System)の略。

従来ホームページを更新するには、HTMLファイルを編集したり、編集したファイルを FTP*ソフトを使ってサーバーにアップロードするなど、ある程度の知識を必要としていました。そのため、ホームページ制作会社に更新作業を依頼するケースもよくありますが、CMS を導入することで社内のスタッフがいつでもリアルタイムに簡単に更新できるようになります。
*FTP ファイル・トランスファー・プロトコル(File Transfer Protocol)の略。

CMSにはホームページ全体を更新できるシステムや、「新着情報」などページ内の頻繁に更新する部分のみを編集できるシステムなど、いろいろな種類があります。
Webサイト全体を管理するCMSとしてはWordPress(ワードプレス)MovableType(ムーバブルタイプなどがあります。

●CMSの例(管理ページ)
cms 管理画面

用途や更新頻度により、CMSを導入したほうがよい場合と、その都度ホームページ制作会社に更新を依頼したほうがよい場合がありますので、導入可否の判断やCMSの選択など、ホームページ制作会社と相談して決めるとよいでしょう。

業務アプリケーションシステム

普段よく目にするホームページはユーザーに見てもらう・使ってもらうことを前提として作られていますが、Webシステムの中には社内業務の効率化を目的とした「業務アプリケーションシステム」もあります。
例えば顧客管理データベースや営業管理システム、社内人事管理システムなどまだまだたくさんあります。
皆さんの会社でも市販のパッケージソフトを使ったり、Excelなどを応用して行っている業務もたくさんあると思いますが、これらの業務ソフトをWebシステムで構築することも可能です。市販品は汎用的に作られているため自社の業務内容とマッチしない部分があったりしますが、そんなときはオーダーメイドで業務アプリケーションシステムを構築することも選択肢の1つに入れてみてください。
構築費用は機能や仕様によって違ってきますので、Webシステム開発も手がける制作会社などに相談してみるとよいでしょう。