[Vol.54]アクセス解析は3つの視点を押さえよう!

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ユーザーがWebサイトにアクセスをしてコンバージョンにいたるまでの心理的な流れを把握し、その部分について重点的にアクセス解析をしていきましょう。
筆者が実践で行っているアクセス解析手法です。ぜひ参考にしてみてください。

コンバージョンにいたるまでのユーザー心理

アクセス解析を行う理由は、Webサイトを改善してコンバージョンを増やすことです。
その点を踏まえて、ユーザーがどのような心理状態を経てコンバージョンに行きつくのかをまとめます。

ユーザーの心理状態の変化

バラの花束を
通販で買いたいな

1.興味を持つ
そもそもWebサイトには興味(目的)のあるユーザーを集めます。
そのために、どんなユーザーが検索キーワードで自社のWebサイトを探すのかを考える必要があります。
詳しくは、Vol.15 ユーザーはどんなキーワードで自社を探すの?を参照してください。

この花束かわいい!欲しいなぁ

2.欲しい!という欲望が湧く
ここからがWeb サイトの実力です。せっかく興味を持ったユーザーを集めても「値段が載っていない(または他社に比べて高い)」「写真が貧相」だった場合には、買いたい!という欲求が湧きません。

ネット注文しよう

3.行動を起こす(コンバージョン)
実際の店鋪にいるお客さまの場合、衝動買いや追加注文はよくあることですが、Webサイトではかなり困難です。
リアルビジネスに比べて、インターネットビジネスは「行動を起こす」という点のハードルが高いことが特徴です。
そのことをきちんと意識しましょう。

アクセス解析でチェックするポイント

アアクセス解析を開始したら、以下の3つの視点からデータをチェックする習慣をつけてください。

Webサイトの内容がユーザーにマッチしているか?

「コンバージョンにいたるまでのユーザー心理」の「1.興味を持つ」に対応する部分です。
本書で繰り返し紹介している「目的意識のはっきりしたユーザーを集め」→「ユーザーを満足させるコンテンツを見せる」という基本が、きちんとできているのかをチェックします。
「バラ 通販」という検索キーワードでアクセスしてきたユーザーは、すぐにバラ通販に関する情報が見られるでしょうか?
この点をチェックしてみてください。
アクセス解析を始めると、本当にさまざまな検索キーワードでユーザーがアクセスしてきていることがわかります。もちろんすべてのユーザーに対して内容をマッチさせることは不可能ですので、より御社のビジネスに関連が強い検索キーワードを中心にチェックしてください。

⇒アクセス解析のデータ結果が次のようなときにチェック!
直帰率が高い、コンバージョン率が低い

Webサイトの内容に魅力はあるか?

 「コンバージョンにいたるまでのユーザー心理」の「2.欲しい!という欲望が湧く」に対応する部分です。
例えば、魅力に乏しいWebサイトには、次のようなものがあります。

  • 値段が載っていない
  • 写真が貧相
  • 専門用語が多すぎてよくわからない
  • 文字が小さく読みにくい
  • 複雑な説明も文章のみで図が一切ない
  • 何に関するWeb サイトなのかよくわからない

自社のWebサイトはどうしてもひいき目で見てしまいますが、「コンバージョン率」や「滞在時間」のデータが悪い場合は、一度冷静に見直してみましょう。
興味のある人を、そっとひと押ししてあげるだけで十分です。

⇒アクセス解析のデータ結果が次のようなときにチェック!
直帰率が高い、コンバージョン率が低い、リピーターが増えない、滞在時間が短い

Webサイトの使い勝手に問題はないか?

「コンバージョンにいたるまでのユーザー心理」の「3.行動を起こす(コンバージョン)」に対応する部分です。
ここは徹底的にチェックしてください。「お問い合わせ」などのユーザーに情報を入力してもらう部分に、不要な項目はないでしょうか?
ビジネスで活かすデータなので、なるべく多くの情報を取りたい気持ちはわかりますが、実際にデータをどの程度活用できるでしょうか?
例えば「FAX番号を何となく入力させているが、ほとんど利用したケースはない」といった例もあります。ユーザーは入力項目が少ないほど喜びます。

⇒アクセス解析のデータ結果が次のようなときにチェック!
「申込フォーム」から「申込完了」まで行く確率が低い場合