[Vol.6]成功のポイント!社内の体制づくり

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Webプロジェクトの役割分担

ビジネスとしてホームページを構築・運営していく場合、会社の規模や構築するサイトに応じた「Webプロジェクト」を組織する必要があります。その上で役割分担を決め、各メンバーが責任を持ってそれぞれの役目を遂行していきましょう。

役割分担を明確に

役割分担を明確にしないでそれぞれの社員が思い思いの意見を述べると、収集がつかず本来の目的とかけ離れたホームページになってしまう場合があります。
特に、トップページデザインなどはそれぞれ個人の趣味や好き嫌いなど感覚的好みで意見を言うケースが多くなりがちなため、注意が必要です。

ホームページ担当者を選任

Webプロジェクトは会社の規模にもよりますが、あまり大人数になりすぎてもまとまりがなくなりますので、各部署から横断的にプロジェクトメンバーを選任し、5〜6名以下の人数で組織するのがよいでしょう。
そして、その中からホームページ制作会社との連絡窓口となるホームページ担当者を選任します。担当窓口が複数いた場合、制作会社とのやり取りの中で情報の一本化ができず、意見の食い違いなどのトラブルにつながるケースもありますので避けましょう。

社内の体制づくりは、ホームページ制作会社←連絡は担当窓口に一本化→Webプロジェクト(担当窓口や意思決定者)がよいでしょう。

意志決定の役割分担

Webプロジェクトを組織してホームページ担当者を選任した後は、意志決定の役割分担を明確にしましょう。ともすると、制作会社とのやり取りや制作の過程でホームページ担当者が個人的な判断をしてしまい、後々になって上司や社長からダメ出しされるケースがしばしば発生します。

後半の工程に入ってからの修正となると、スケジュールの遅れや、最悪の場合には追加費用が発生する場合もありますので、注意が必要です。
ホームページ担当者はWebプロジェクトメンバーの意見を集約し、最終意志決定者(ほとんどの場合社長)の承認を得た後、(個人的意見ではなく)それを会社の総意として制作会社に伝え進めていく必要があります。