[Vol.1]はじめに
まず初回の今回は初級編として「ホームページ」という言葉について。
「ホームページ」とは、もともとWebブラウザを立ち上げて最初に表示されるWebサイトのことをいいます。
ところが日本ではいつの間にか「Webサイト」のことを「ホームページ」と言うようになり、それが一般的な言い方として広まりました。
本当は「Webサイト」の方が正しい使い方なのですが、すでに一般的に浸透した「ホームページ」という呼び方を「正確にはWebサイトですよ」といちいち指摘する必要はないでしょう。
しかしWebマスターを目指すのであれば、違いを理解した上で使い分けられると良いですね。
2023.12.04 追記
ユーザーは「ホームページ」という言葉を使っているか
2023年になった現在でも、「ホームページ」という言葉は、一般的にサイト全体を指して使われる場面が多いと思います。
簡単に言うと、ホームページはあるWebサイトの「顔」または「入り口」として機能し、Webサイト自体はそのホームページを含む全てのページの集合体です。
一般的な会話ではこれらの言葉が交換可能に使われることが多いですが、専門的な文脈ではこのような違いがあります。
ホームページ制作会社としてはどちらを使ったらいいか?
Web関連の人間と話をしたり、情報発信のターゲットが専門性の高い相手である場合は「Webサイト」
それ以外のユーザーやクライアントと話をする際は「ホームページ」
を使用すると相手にイメージを伝えやすいと言えます。