[Vol.67]ショッピングサイトの注意点

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ほとんどのショッピングサイトではお客さまの氏名や住所、電話番号などの個人情報の入力を必要としますので、データの管理には特に注意が必要です。

安心して利用できるホームぺージ作りを!

ショッピングサイトでは、お客さまからの信頼が特に重要です。そのため、プライバシーポリシーや特定商取引に関する記載などはもちろん、SSLによる暗号化や「商品購入の流れ」などを記載して、お客さまが安心して利用できるサイトにしましょう。
また、ショッピングサイトによっては店員を顔写真入りで紹介したり、ブログなどを有効に使って商品説明や「商品に対する想い」などを綴っているケースもあります。

カード情報は保存しない

ショッピングサイトで商品を販売する場合、口座振込、代引き、クレジットカード決済など、いくつかの決済方法があります。
自社の取り扱う商品の性質によって決済方法にも向き不向きがあるので、どれを提供するのかは全体のビジネスモデルの中で検討する必要があります。特に、クレジットカードによる決済を導入する場合は注意が必要です。
カード決済の場合、Webサイト(ホームページ)上でカード情報を入力してもらう必要がありますが、カード情報は漏えいした場合の被害が甚大であるため、基本的にはカード情報を保存する必要がないようなサイト作りを心がけましょう。
カード決済を採用するときは決済代行業者と契約し、カード番号を入力する画面は決済代行業者のサイトに移動して、そちらでカード情報を入力してもらうことをお勧めします。この方法であれば、カード情報は決済代行業者のみが扱うことになり、こちらはそのカードが有効かどうかの「結果」だけを取得して判定することができます。

個人情報の収集は必要最低限に

商品の購入ページやお問い合せフォームなどで個人情報を記載してもらう場合は、必要最低限の項目のみ入力させるようにして、特に必要のない情報は収集しないという配慮も必要です。
万が一、個人情報が流出した時の被害を最小限に抑えることももちろんですが、お客さまも個人情報の取り扱いには過敏になっているため、過剰な情報入力を要求すると、商品の購入を中断してWebサイト(ホームページ)から離脱してしまう恐れもあります。

主な個人情報流出事件

発生年月 流出先 概要
2012年3月 オンラインソフトウェア
流通サイト
不正アクセスにより数百件のクレジットカード情報が流出。最大20万件以上の個人情報漏えいの可能性。
2012年3月 生命保険会社 メールの送信ミスにより数千人分の個人情報が漏えい。
2011年5月 大手メーカー 数千人分の顧客情報を約10年間にわたり閲覧可能な状態でサーバー上に放置。
2011年11月 ポータルサイト運営会社 社員による不正持ち出し。約46万人分の顧客
情報を名簿業者に販売。
2010年3月 IT関連企業 ノートPCの紛失により約10万件の個人情報
が漏えい。
2005年4月 地方自治体 職員のPCがファイル交換ソフトWinnyのウイルスに感染。約1万1千人分のデータが漏えい。

情報の管理には特に注意を!