昨年11月のメルマガで「脱ハンコ、ペーパーレス化が急加速！」という記事を書きましたが、意外な盲点を体験したので改めて記事にしたいと思います。

「デジタル化」というと、例えば請求書などの郵送を止めてPDF化したものをメール添付で送るとか、従来FAXで送っていたものをやはりメール添付にする、などが思い浮かびますが、そこで重要なことは「相手側でどのような作業が必要か」を考えることです。

つい先日、とあるお役所から届いた一通の調査依頼のメール。そこには調査資料がPDFにて添付されており「メールまたは郵送で返信を」と記載されていました。
一見「メールで配布してメールで返送」というのはデジタル化されていそうに思えますが、、そこには落とし穴が。。
PDFファイルに記入して返送するためには、通常、、
・一旦紙に印刷して、
・そこに手書きし、
・更にそれをスキャニング等して再度デジタルデータに戻す
というアナログ作業を繰り返す必要があります。
※PDFファイルに直接記入できるツールもありますが、かなり面倒で時間がかかります。。

添付ファイルをPDF形式でなくWord形式等で送ってくれれば、直接ファイルに記入してすぐに送り返せるのに。。 結局この調査書類、面倒なのでまだ返送してません。。(^^;

これはFAXでの返送を求める時も同様です。弊社ではパソコン上から（紙に印刷することなく）直接FAX送信できるようにしています。なので、例えFAXで送るにしても、パソコン上で記入できれば紙に印刷することなく記入＆送信できるので助かります。

相手側でどのような作業が必要か、一度頭の中でシミュレーションしてから送るようにすると、返信率（回答率）のアップにも繋がると思いますし、一度紙に印刷するといったレガシーな作業も不要になります。

STP分析とは、セグメンテーション（Segmentation）、ターゲティング（Targeting）、ポジショニング（Positioning）の3つの頭文字から名付けられた分析の手法です。自社製品やサービスをどのような立ち位置でアピールすればよいか、効果的に決定するために必要なプロセスとなりますので以下に説明します。

S：セグメンテーション
国・都道府県・気候などの「地理軸」、年齢・性別・職業などの「人口動態軸」、ライフスタイル・性格・好みなどの「心理学軸」等の指標を用いて市場を分ける作業を行い、自社が提供する製品やサービスを本当に必要としているのはどのようなユーザーか明確にする。

T：ターゲティング
市場の中から狙うべきターゲット層を絞る。

P：ポジショニング
同業他社の製品やサービスを見て自社の立ち位置を決定する。

STP分析を行い自社製品やサービスを再確認する事で、今まで気づかなかった強みに気づくことができるかもしれません。自社の立ち位置が決まったら効果的なアピール方法をホームページへ掲載していきましょう。

2ヶ月半にわたる2度目の緊急事態宣言が今週解除されましたね。昨日は21時過ぎに会社から帰路についたのですが、電車は満員でした。
そして今週、駅では2～3泊分くらいのスーツケースを持った人をたくさん見かけました。
コロナ以前と比べればまだまだ少ないのかも知れませんが、久しぶりなので余計に目に付いたのかも知れません。

明日からは聖火リレーがスタートします。
オリンピックの開催については賛否あるようですが、個人的には正直見てみたいですし、アスリートの最高のパフォーマンスで感動したいです。
ただ何が何でも開催しろと言うのではなく、コロナが落ち着いて みんなが平穏に見られる日が来ることを願ってやみません。

今週末には桜も満開になりそうです。Facebookには桜の写真がたくさんアップされていて、とても癒やされます。
ずっと下を向いて鬱々とした日々を過ごしてきたので、外に出て青空に映える満開の桜を見上げ、思いっきり深呼吸てみましょうか。（服部）

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