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早いもので今年も後僅か、恐ろしいスピードで時間が経っていきます。気付けば年末です、年末ですよ?信じられますか?
過去有名なテレビタレントが、この先の予定で楽しみなことあれば、
時間が経つのが遅く感じられる。
例えば、子供の時のクリスマスに待ち焦がれたあの気持ち、あの時間。
と、仰っており、初め聞いた時は、成るほどと思いましたが、私は先日放送されたM-1グランプリを1年間楽しみに待ちに待っていましたが、
気付いたら年末になっていて、気付いたらTVに向かって拍手喝さいをしていた。という状態でありました。
とにもかくにも皆様今年も一年、ありがとうございました。
さて、前置きが長くなりましたが、表題の通り、Google reCAPTCHAについて重要なお話をお送りします。
Q.Google reCAPTCHAって何?
A.WEBサイトのフォームに設置することができる迷惑メール抑止システムです。
無料で使うことができ、サイトから迷惑メールがくるとお困りの方には最適なシステムでした。
年末にかけて、Googleから
「Google reCAPTCHA有料化に伴い、
Google reCAPTCHAキーをGoogle Cloudプロジェクトに移行してください」
という案内が自社メールに届いていた方も多いのではないでしょうか。
「横文字だらけで良く分からない」
と、放置されている方も多いことでしょう。
結論からお伝えします。
【放置すると、メールフォームが使えなくなる可能性が高いです】
これは推測ではなく、私が実際にあらゆる検証を行い、
メールフォームでエラーが出てフォームが送信できなくなったケースを見つけました。
そのまま放置ではメールフォームに仕込まれたGoogle reCAPTCHAが機能せず
お問い合わせが届かない=ビジネス機会を失う、という状態になりかねません。
■ 影響を受ける方
自社WEBサイトやフォームにGoogle reCAPCHAといったロゴバナーの表示があるサイトが対象です。
ただし、場合によってreCAPTCHAのロゴやバナーがなくシステムを利用されているサイトも中にはあります。

■ reCAPTCHAって、そもそも必要?
Google reCAPTCHAは、迷惑メール(スパム)を一定以上防げていると断定してよい仕組みです。
実際に、希望によりreCAPTCHAを外した企業では、スパムメールが急増しているケースが見られます。
そのため、基本的には「外す」より「正しく継続利用する」ことをおすすめしています。
■ 有料になるの?
よくある誤解がここです。
無料枠は月10,000送信リクエストです。
有料範囲は10,001~100,000送信リクエストで$8がかかります。

中小企業・個人サイト規模であれば、ほとんどの場合この無料枠の範囲内に収まります。
万一超えても、クレジットカード登録(有料設定)をすれば継続利用可能です。
つまり、
★無料で使い続けたい場合
→ Google Cloudへの移行だけ行い、クレカ登録はしなければOK
ただし月間10,000送信リクエストを超えるとフォームは停止していまいます。
★絶対にフォームを止めたくない場合
→ クレカ登録をして保険をかける、という選択も可能
という考え方になります。
■ 継続利用したい!移行って難しい?
今回の対応は、正直に言うと難易度は高めです。
理由は、
・旧reCAPTCHAのバージョンや設定によって対応方法が違う
・サイト側(WordPressやフォーム)の設定調整が必要な場合がある
・Google Cloudの画面がITに慣れていないと分かりにくい
このため、相当なITリテラシーがある人・会社でないと判断が難しいのが実情です。
【アットライズからのご案内】
現在、保守契約をご利用中のお客様につきましては、対象の方へ順次ご連絡を行っておりますのでご安心ください。
それ以外の方も、「うちのサイトは対象なのか」「何をすればよいのか分からない」というそもそもreCAPTHAを利用しているのかどうか分からない状態でのご相談でも可能です。
Google reCAPTCHAの対応は、放置してしまうとメールフォームが使えなくなるリスクがあります。
フォームが止まってからでは遅いため、一度、状況を確認しておくことが大切です。
アットライズでは、reCAPTCHAの移行から継続利用の設定まで対応可能です。
少しでも気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください。
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