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#138 | November 2025
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ITトラブル対応、社内で抱えていませんか?「情シス代行」という選択肢

アットライズでは、ホームページ制作・システム開発・サーバーの運用保守などを柱として業務を行っておりますが、いわゆる「IT企業」ですので社業に関連するIT関連のご相談なども良く頂戴します。
例えば、「メールが届かない」「ネットに繋がらない」「パソコンが立ち上がらない」などなど お困り事の内容も千差万別です。

先日ご相談いただいたお客様(A社様)は、とある会員制のサービスを十数店舗で展開する中堅企業様ですが、各店舗で発生するIT関連のトラブルや不具合等のお困り事を 今までは本部のちょっと詳しいスタッフが受け付けて都度対応を検討している とのことでした。
当該本部スタッフも当然本業があるのですが、問い合わせ対応に追われ本業にも影響を来していたということで、弊社で「問い合わせ窓口」を代行させていただくことになりました。

■情シス機能を外部委託
ある程度の企業規模になると「情報システム部」(情シス)という専門部署を設けることが多いですが、専任で配置するほど業務量がない、またはコストを掛けられないと言った場合は情シス機能を外部委託する「情シス代行」という選択肢もあります。

A社様のケースでは、社内で導入している業務アプリや その管理会社情報、店舗毎のパソコン・メールアドレスなどのリスト、過去1年くらいにあった実際の問い合わせ内容などを資料として提示していただき、今後の問い合わせ・サポート窓口としての対応を代行します。

「情シス代行」と同様のサービスを「IT顧問」などと言う場合もあります。基本的には同じような役割を担いますが「情シス代行」と言うより「IT顧問」の方が直感的にイメージしやすいかも知れません。

アットライズでは「情シス代行」「IT顧問」と言ったニーズにもお応えしておりますので、ぜひご相談ください。

▼サービスのご案内▼

アクセスデータから読み解くサイト改善のポイント

前回のメルマガでは当社サーバーを長期ご利用中のお客様に対して行っている「アクセス状況の報告」について触れ、サイト訪問前の行動を分析するGoogleサーチコンソールの活用をご紹介しました。
今回は、サイト訪問後の行動を可視化する「Googleアナリティクス」のアクセスデータについて、どのような視点で分析・報告しているかご紹介します。

■よく閲覧されているページは適切か
製品案内やサービスページが会社概要ページよりも閲覧数が少ない場合、ユーザーが必要とする情報を十分に提供できているか確認し見直しする必要があります。またページへの導線(リンクやボタン配置)が適切かどうかも確認することをおすすめします。

■新規ユーザーの流入は継続的に獲得できているか
新規ユーザーの割合が極端に少ない(10%程度)場合、SNS、ブログ、広告など流入元の拡大を検討する必要があります。さらに新規ユーザーが理解しやすい「初めての方へ」ページを設けることで、離脱防止にもつながります。

■年間を通して、季節要因やイベントによるアクセス数の変動はあるか
アクセス数の変動がある場合、そのタイミングに合わせてプレスリリースやキャンペーンを実施すると、より多くの方への認知拡大が期待できます。年間の傾向を把握することで、効果的な情報発信の計画が立てやすくなります。

■アクセスに利用されているデバイスはターゲットと一致しているか
一般消費者向けサイトなのにPCからのアクセスが多い場合は、スマホ表示に問題がないか確認が必要です。情報量が多すぎたり、文字サイズが小さくて読みにくくなっていないか確認してください。

■設定した目標(お問い合わせ・資料請求・予約など)につながっているか
目標行動につながっていない場合、導線元ページの内容やリンク位置の見直しが必要です。さらにフォームの入力項目が多すぎると離脱しやすくなるため、「本当に必要な情報だけ」に絞ると効果的です。

アクセスデータはユーザーの行動を読み解くための重要なヒントです。これらを把握し適切に活かすことで、よりユーザーに寄り添った情報提供が可能になります。
「最近アクセスが伸びていない気がする」「改善の方向性を知りたい」など、気になる点があればお気軽にご相談ください。

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あとがき

秋ですね。
と、いいたいところでしたが、一気に寒くなり今年は「秋が短い」印象ではないでしょうか。

私の街・茅ヶ崎には、「地域がまるごと家になる」ことを目指して活動するNPO団体「リトルハブホーム」があります。住宅街の築60年以上の一軒家を拠点に、居場所づくりやイベントを通じて、あたたかなコミュニティを育んでいます。

そんなリトルハブホームのリトルツリー辻堂ハウスは私の近所にあり、子供とたびたび訪れます。
ふらりと行ってみると、色んな世代の色んな方と一緒に正月にはカルタや福笑いをやったり、お茶を飲みながら話したり、夏~秋ごろには暮れなずむ空の色に焦がれながら海岸へ散歩へ出向きつつ焚火をしたりと春夏秋冬穏やかな時間が流れています。

さて辻堂ハウスのご紹介の前置きが長くなりましたが、先週あった話をさせて頂きます。

辻堂ハウスで先週に「こどもマーケット」が開催されました。フリーマーケットではなく、こどもが店主となって、廃材の革を加工したものや、海洋プラスチックを工夫したアクセサリーなどなど子どもたちの創意工夫して作成したものを並べて売るというイベントです。

通貨はどんぐり。リアルのお金もokとしています。そのため、どんぐり銀行があり、200円=10どんぐりで換金ならぬ換どんぐりができます。

私の子供は友だちと3人で共同経営することにしたようで、他店よりも品数も多く、こだわった商品を並べていました。
私が子どもより遅れて様子を見に行くと、何やら揉めています。。笑

「どうしたの?」ときいても女の子3人組みはむくれ顔です。やっと口を開いて訳を聞けば、
「値札をつけてと言ったのに○○ちゃんがやってくれない」
「○○ちゃんだってお客さんを呼んできてくれない!」

・・・('_')大人の世界でも聞き覚えのある話だ・・!
と思いながらなだめつつ交通整理をして、ようやく1人目、2人目のお客様。
どんぐりはみるみるうちに増えていき営業は上々です。

売上は最終的に3人で分配するのですが、3人組の1人の子が今の売上から前払いをして、他店の商品を買いに行きたいと申し出たのです。
大人が少し間に入り「従業員立替金」として紙で記録をとること、売り上げから立替金は差し引くことも説明して納得してもらいました。
大人の世界でも給料前払いや立替金など聞き覚えがありますよね。笑

そして営業終了。沢山のどんぐりがあつまりました。
「●●ちゃんは私の働きより全然働いていないから、このまま売上を3等分するのは不平等だ」と言い始めました。
ケンカになるのは目に見えていますので間に入り、お店をやる前にルールで決めておかないとケンカになるから今回は3人できちんと分けようと説得しました。
共同経営で本っっ当によくきく話ですよね笑

そんなこんなで無事どんぐりを換金し、リアルな売上を手に入れて子どもたちは大喜び。営業で手にしたお金を握った顔は自信と嬉しさに滲んでいました。よかったね。

学校で覚えた計算を使いながら売上を計算。
写真右のメモはお店の極秘営業資料のようです。笑

地域でこれほどの体験ができるイベントに参加できることはなかなかないように思います。沢山の子供たちの嬉しそうな顔、友だちともめたり、相談し合う経験はきっと色んな局面で思い出すのかな、なんて思ったりしました。

いつも素敵な体験をさせてくださる辻堂ハウスの皆様ありがとうございました!

リトルツリー・辻堂ハウス

(後藤)

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