7月上旬、ａｕ（KDDI）が大規模な通信障害を起こし、全面普及まで3日以上もかかった事件（あえて事件と呼ばせてもらいます...）、まだ記憶に新しいことと思います。
その後「補償」として一律「200円」を返金することが発表されました。「通信」という 現在では無くてはならないインフラが使えなくなったユーザーのダメージ・怒りは 200円では到底収まらないところですが、まぁ規約（約款）から算出する金額に「お詫び」も上乗せした額（一日平均 52円×3日分＋お詫び 44円＝200円）、と説明しているので致し方ないところでしょうか。。

今回のシステム障害は 主に携帯通信でしたが、携帯に限らず固定電話やインターネット回線でも同様のシステム障害が起こる可能性は否定できません。
万が一、そのような事態に遭遇した場合、復旧まで たとえ1日だったとしても事業に与える影響は甚大で、顧客やお取引先にも迷惑をかけてしまい兼ねません。
まぁ固定電話が そんなに長時間ダウンすることは考えにくいですが、インターネット回線は「契約しているプロバイダーの障害で接続できない」などということは（ａｕ障害ほど大事にならないだけで）実は意外と頻繁に発生しています。。
万が一に備えて ある程度以上の規模の会社であればインターネット回線は複数のプロバイダーと契約しておき、万が一の際は もう一方のプロバイダーに切り替えられるようにしておくなどの「保険」が求められます。
また弊社のような小規模事業者や個人事業主などでは なかなか2回線も引く余裕がないかも知れません。そんな時は予備回線にモバイルWiFi（ポケットWiFi）活用するのも手です。
モバイルWiFiであれば、普段は外出先で使う用に利用しておいて、イザという時サブ回線として活用することができます。
尚、モバイルWiFiを有線LAN接続するには、ちょっとした工夫が必要になりますのでブログ(*1)を参考にしてみてください。

(*1) ブログ「危機管理：会社のネット回線を冗長構成（二重化）にした。」

また、メールサーバーがダウンするとメールの送受信ができなくなり、やはり業務に大きな影響を与えます。なので弊社で提供するレンタルサーバーサービスでは メールサーバーを（Webサーバーとは独立した）メールサーバー専用業者の提供するサーバーで運用しています。
メールサーバー専用業者なのでメールがダウンするリスクが極めて低く、万が一障害が発生した場合でも迅速にリカバリしてもらえます。
不安のある方は 一度ご相談ください。

システム障害を完全に防ぐことはできませんが、万が一に備えて日頃から対策を考えておくことが重要です。

備えあれば憂いなし！

ホームページをリニューアルする場合に悩むのが、制作会社はどこを選べばよいかです。基本的に自社で情報を収集し業者選定までしなければなりませんので、ポイントとなる点を知っていれば選定の助けになるかと思います。リニューアルを予定している方は以下を参考にしてみてください。

• 制作会社の得意分野が自社に合っているか
• 制作会社の実績に魅力的なものはあるか
• 見積書・提案書の内容は具体的でわかり易いか
• ホームページを更新する際、初回に編集方法をレクチャーしてくれるか
• リニューアル後のサポートやサーバーの運用体制は整備されているか

見積書については各業者の内容がバラバラにならないよう、制作すべき内容を事前に決めておくことが重要になります。また原稿や写真素材は自社で提供するなど、役割を明確にしておくとコストを抑える場合に有効です。

お盆の時期が過ぎましたが、皆さんはどのような夏休みを過ごされたでしょうか？
子供が二人とも成人し、昔のように「家族でキャンプ！」なんてイベントとは無縁になってしまった我が家、、お盆休みにも全く予定が入っておらず 余りの孤独から逃れるように急遽一人で富士山に登ることにしました。（孤独 → 富士山という飛躍が自分でも理解できませんが。。(笑)）
富士登山は 今回で6回目になりますが、ソロ登山＆山小屋泊は初体験。今までの5回は日帰りの弾丸登山でしたが、日帰りだと一日しか消化できないので(笑)今回は泊まりで。。(^^;

初日は昼過ぎから登山開始。天候にも恵まれ順調に夕方には八合目の山小屋にチェックイン。呑気にビール片手に雲海を背景に自撮りなどしつつ、やることないので18時には寝袋の中へ。。
と、ここまでは良かったのですが、、頂上でご来光を仰ぐため 深夜1時半起床。2時過ぎに山小屋を出るときには、かなりの強風が。。
それでも空には星も出ていたので、何の憂いもなくヘッドライトで照らした登山道を登り始めました。が、登るにつれ霧と暴風がどんどん強くなり、山頂でご来光を待つうちに立っていられないくらいの荒天に。。
飛ばされそうになるのを何とかこらえながら、とりあえず必死でご来光の写真と 自撮りの証拠写真(!?)を撮り、そそくさと下山開始しました。。
途中も 何度も吹き飛ばされそうになり、命の危険も感じつつ下りていきました。
下りは宝永山の火口を通るルートを選択したのですが、、これが失敗。。火口の縁は吹きっさらしで、先に下りていた人たちも みんな引き返してきます。しばらく遠目に見ていましたが、「このまま行ったら飛ばされて死ぬな...」と判断し、急遽 目的とは別の登山ルートで下山しました。
最後は車を駐めた駐車場まで路線バスで移動するという、、ナントも冴えない結末でした。。

でもまぁ、無事下山できて良かったです。(^^;
今まで6回の富士登山で、命の危険を感じたのは 今回が初めてでした。。
登山計画書や山岳保険、予備の食料など、、決して甘く見ることなく それなりの装備と覚悟で臨んだ富士山でしたが、やはり大自然の前では 人間はいかにちっぽけな存在であるか改めて思い知らされました。

今度長期の休みがある時は、、温泉旅行とかで平和に過ごしたいと思います。。(>_<)
（服部）

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