4月1日よりBtoC向け商品やサービスの消費税「総額表示」が義務化されます。

正確には 2004年4月から総額表示が義務づけられていましたが、消費税率が段階的に 5%→8%→10%に引き上がることに伴い、混乱を避けるために特例処置として「10,000円（税別）」などの税込総額が表示されていない状態でも認められていました。この特例期間が今年の3月31日に終了し、4月1日以降 総額表示義務化に戻ることになります。

国税庁のサイトによると、例えば税別 10,000円の商品の場合、以下のような表示であれば「総額表示」に該当する、とのこと。

11,000円
11,000円(税込)
11,000円(税抜価格10,000円)
11,000円(うち消費税額等1,000円)
11,000円(税抜価格10,000円、消費税額等1,000円)
10,000円(税込11,000円)

ポイントは、税込価格の「11,000円」が明瞭に表示されていること。
例えば今まで税別のつもりで「10,000円」とだけ表示していたものは、今後は当然に「税込 10,000円」と解釈されることになりますので、要注意です。

この総額表示は 店頭での値札、チラシ広告、新聞・テレビ広告、そしてもちろんWebサイトでの表示も対象になりますので、義務化まであと1ヶ月 適正な価格表示になっているか確認しておきましょう。
尚、総額表示の義務化は「消費者への価格提示」（BtoC）が対象となりますので、BtoBはこの限りではありませんが、BtoBでも特に「税別」等の表示がなければ「税込」と解釈される可能性が大なので、気を付けましょう。

ホームページへの集客について、リスティング広告について以前に紹介しましたが、このほかにfacebook、Twitter、YouTubeなどを利用した「SNS広告」もあります。
リスティング広告はユーザーが利用した検索キーワードに連動して広告が表示されるものでしたが、SNS広告ではユーザーの登録している情報に合わせた広告を表示する点で、リスティング広告とは異なっています。
以下にSNS広告のメリットをまとめますので興味のある方は参考にしてください。

・ユーザーの情報や興味がSNSに蓄積されているため、ターゲットとなる層へアプローチし易い。
・面白いものや独特な広告はユーザーがシェアすることで拡散が期待できる。
・SNSユーザーは目的もなく眺めている場合が多く、潜在層の掘り起こしにつながる。

またSNS広告を運用する場合は、各SNSによってユーザー属性（年齢・性別・趣味など）に違いありますのでこの違いを理解したうえ運用されることをお勧めします。

お陰様でアットライズは、この3月1日で創立20周年を迎えます。
企業の20年生存率が 0.3%(*1)とも言われる中、まがりなりにも20年間続けてこられたのは、ひとえに 仕事をご依頼くださるお取引先様、業務をお手伝いいただくパートナー様、そして何より今までご尽力いただいた歴代のスタッフの皆さんのおかげと、心より感謝申し上げます。
(*1)企業生存率は 統計の取り方や出典により大きく異なるようです。（0.3%～50%とも...）

20年を振り返るとさまざまな事がありましたが、苦しかった記憶の方が強く印象に残っています。手探りで もがいているうちに、気がついたら20年経っていた という感じです。
また経営的に危機的な状況にも何度か遭遇しましたが、その都度 神がかり的とも思えるような幸運により首の皮が繋がってきました。20年もあれば もっと大きく発展させてなければならない所ですが、それでも真面目だけが取り柄で歩んできたことが その幸運にも恵まれ ここまで続けて来られたのだと感謝の思いでいっぱいです。
首の皮が繋がる＝生かされてきた とも言えます。社会にとって果たすべき役割が まだまだあるから生かされているのだと思います。

経営理念にも謳っている「全従業員の物心両面の幸福を追求する」ことは、まだまだ出来ていませんが、これからも更に精進し理念を高め続けるとともに発展させていきたいと思います。

今後とも、アットライズを 何卒よろしくお願い申し上げます。

　--- 株式会社アットライズ 経営理念 ---
　　全従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、
　　『三方よし』の精神で、人と人とをつないでいきます。
　---

　　株式会社アットライズ
　　代表取締役　服部 洋二

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