「サテライトサイト」という言葉、聞いたことありますか？
会社の総合案内的なメインサイトを「コーポレートサイト」と呼びますが、これとは別にあるサービスや商品に特化して別途立ち上げたWebサイトを「サテライトサイト」と言います。
最近、サテライトサイトに関する相談が増えていますので、ここで簡単にご紹介します。

一般にコーポレートサイトは、会社案内や自社のサービスを網羅的に掲載しています。この場合、ある特定のサービス・商品などは、他のキーワードなどに埋もれてしまい検索エンジン対策（SEO対策）的にも あまり有利ではありません。

戦略的に特定のサービス・商品を強化したいのであれば、コーポレートサイトとは別のサテライトサイトを作ることがあります。
サテライトサイトには、当該サービス・商品の情報を より詳しく掲載できますし、サイト内のキーワードも特化しますのでSEO対策的にも有利と言われています。
紙のパンフレットで例えると、総合的な会社案内資料の他に、商品毎にパンフレットを作るようなイメージです。
サテライトサイトからコーポレートサイトにリンクを張ることで、コーポレートサイトの集客アップ効果も見込めます。

ただし注意も必要です。やみくもに内容の薄いサイトを沢山立ち上げても逆効果になります。
また、例えばメインサイトのドメインが「www.abc.com」の時に、サブドメイン（wwwの部分を他の文字列で設定したドメイン（例：service.abc.comなど））でサテライトサイトを立ち上げても、検索エンジンに別サイトとして認識されないケースなどもあるようです。（IPアドレスが同じでもダメ、、という説も...）

注意すべき点はありますが、SEO対策を意識しすぎるのではなく きちんと情報を掲載した王道をいけば問題ありません。

そろそろコーポレートサイトをリニューアルすべきかな？ なんて悩んでいる場合は サテライトサイトという選択肢も検討されてはいかがでしょうか。

ホームページは作ったら終わりではありません。リニューアルで内容を変更したり、使い勝手を変えたとしても、すぐに成果が上がるわけではありません。
成果を上げるための運用方法として、PDCAサイクルと呼ばれるものがありますので紹介します。PDCAとは、Plan-Do-Check-Actionの頭文字を取ったもので、以下の内容を意味します。

Plan： 仮説を立て、目標や戦略の計画を立てる
Do： 計画を実行する
Check： 計画した目標が達成しているかを確認する
Action： 改善策を検討して対処する

このPDCAサイクルを回し、得られたノウハウを蓄積しながら継続的に改善を図る事で、成果を出すホームページに繋がっていきます。継続するためには、初めから大きな計画を立てるのでは無く、小さな経験を積み重ねることから始めましょう。

巷では新型コロナウィルスが猛威をふるっていますね。昨日も みなとみらいをランニングしてきましたが、まだダイヤモンドプリンセスが停泊しているのが見えました。

企業によっては時差通勤（フレックスタイム）や在宅勤務を導入しているところもあるようですが、これからはこういった有事に備え 遠隔でも業務を行える環境を整えておく必要が出てきますね。
有事だけではなく、例えば有給休暇中に一定時間だけ遠隔会議に参加したり、メールチェックや特定業務をこなしたりと、柔軟に対応することで休暇を取りやすくしている企業もあるそうです。
私もノートPCから 会社の業務用PCに遠隔電源ON・遠隔ログインして作業することもあります。操作性は格段に劣りますが一応 スマホでもログインできるようにしています。

弊社ではサーバー管理なども行っている関係で、万が一のサーバーダウン時など緊急時にに「会社に行かなくてもなんとかなる」という精神的安心感は心強いです。
もちろんセキュリティ対策は十分に行う必要がありますが、働き方改革などもありますので、遠隔で業務を行える体制作りを検討してみてはいかがでしょうか。
（服部）

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