[Vol.19]ファーストビューを意識しよう!

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ファーストビューとは、ホームページにアクセスした際にスクロールせずユーザーの目に入る画面の範囲(下記図参照)のことです。せっかく訪れたユーザーを他社に奪われないためにも、ファーストビューの設計には力を入れましょう。

5秒間1本勝負

ユーザーが自社のホームページを訪れて、「このホームページを見てみるか」「他に行くか」を決定するのは、約5秒と言われています。
本当にシビアな世界です。では、ユーザーは何を基準に見るか見ないかを決めるのでしょうか?ズバリ「自分の目的を達成できるか?」「興味を引く何かがあるか?」という点に絞られます。
制作側は当然すべてのコンテンツを把握していますし、愛着もあります。しかしユーザーはわかりにくければ、数秒で他のサイトに移動してしまいます。
ターゲットに定めたユーザーが欲しがる情報を、いかにファーストビューに入れていくかが勝負です。

ファーストビューで何をこだわるべきか?

ファーストビューの作り方次第で、「ホームページを見てもらえる確率」と「コンバージョン率」には圧倒的な差が出ます。
ここでは、ファーストビューを制作する際のコツを紹介します。ファーストビューでチェックしたいポイントは、次の2つです。

お客さまの知りたい情報がわかる

[Vol.13]お客さまの目的を整理しよう!で制作した資料は、ここで役に立ちます。
ご自身がインターネットで調べものをしているときに、少し意識してみて欲しいのですが、「自分の調べたい内容がなさそうなホームページ」だと判断した場合、すぐに別のホームページに移動すると思います。
自社のホームページを見てもらうには、最低限「お客さまの知りたい情報」がわかる必要があります。

お客さまにとってのメリットがわかる

お客さまにとってのメリットとは、主に「価格」と「品質」です。また、「注文に手間がかからない」というのも、よくあるニーズの高い要素です。
コツとしては、「少し大げさかな?」と思うぐらい画像を使って、ファーストビューに設置しましょう。

ファーストビューのまとめ

もちろん、私も一発で最高のコンバージョン率を達成するファーストビューを作成できるわけではありません。
「お客さまの知りたい情報やメリットは何か?」という問題は、実際にはかなりの難問です。
まずは、アクセス解析を利用し、トライ&エラーを繰り返してみましょう。
また、非常に大事なことですが、ホームページは完成して公開してからがスタートです。
直帰率が高ければ「お客さまの知りたい情報が分りにくいのでは?」、コンバージョン率が低ければ「お客さまにとってメリットがないのでは?」と疑い、どんどんファーストビューを作り変えましょう。